【建設現場の2026年問題】人手不足と猛暑を乗り切る「福利厚生」としての熱中症対策。夏場だけ賢く使える「レンタル冷蔵庫」活用術

2025年も12月。
建設・物流業界の皆様におかれましては、年末の追い込みとともに、来期(2026年度)の現場計画や安全大会の準備を進められている時期かと思います。
今、現場の所長や経営者様が抱える最大の悩み。
それは「人手不足」ではないでしょうか。
若手の入職者が減り、熟練工の高齢化が進む中、「いかに職人さんに選ばれる現場を作るか」「いかに離脱(体調不良)を防ぐか」は、工事を完遂するための生命線です。
そこで来期の現場環境作りとして提案したいのが、「熱中症対策設備のグレードアップ」です。
従来の塩飴やスポーツドリンクに加え、最新の「アイススラリー(深部体温冷却)」と、それを管理する「業務用冷蔵庫」を設置することで、現場の安全性と快適性は劇的に向上します。
「でも、現場ごとに冷蔵庫を買う予算はないし、工事が終わった後の保管場所にも困る…」
そんな現場ならではのお悩みを解決するのが、弊社が提案する「短期レンタル(シーズンレンタル)」という選択肢です。
本記事では、過酷な現場にこそ「レンタル冷蔵庫」が必要な理由と、具体的な活用メリットを解説します。
目次
現場の「2026年問題」と熱中症リスク
建設業における「2024年問題(残業規制)」に続き、2026年はさらに深刻な人材獲得競争が予測されています。
「給料が良い」だけでなく、「安全で、休憩環境が整っている」ことが、職人が現場を選ぶ重要な基準になっています。

法改正で厳しくなった「冷却義務」
2025年6月の労働安全衛生規則改正により、現場には「緊急時に身体を冷やす設備の常設」が義務付けられました。
万が一、現場で熱中症が発生し、適切な冷却ができずに重症化すれば、労働災害として現場の稼働が止まるだけでなく、「安全管理が甘い現場」というレッテルを貼られ、今後の受注や採用に悪影響を及ぼします。
「冷たいもの」がある安心感
40℃近い炎天下で働く職人にとって、キンキンに冷えたアイススラリーやタオルが常備されていることは、何よりの活力(福利厚生)になります。
これは単なる贅沢ではなく、「生産性を維持するための必要経費」です。
現場で「家庭用冷蔵庫」を使ってはいけない理由
「休憩所のプレハブに、リサイクルショップで買った家庭用冷蔵庫を置いている」
よくある光景ですが、近年の猛暑においてこれは非常にリスクが高い運用です。

プレハブの熱気で「冷えない」
夏場のプレハブ事務所や休憩所は、エアコンをつけていても室温が高くなりがちです。
家庭用冷蔵庫は、周囲温度が高いと放熱が追いつかず、冷却能力が著しく低下します。
「昼休みに冷たいものを飲もうとしたら、ぬるかった」というクレームの原因はここにあります。
ドア開閉の頻度に耐えられない
10時、12時、15時の休憩時間。数人〜数十人の作業員が一斉に冷蔵庫を開け閉めします。
家庭用機では冷気の復帰が間に合わず、庫内温度が上昇しっぱなしになります。
これでは、温度管理がシビアなアイススラリーや保冷材は使い物になりません。
現場に必要なのは、過酷な環境でもガンガン冷やす「業務用スペック」のタフな冷蔵庫です。
資料ダウンロード「企業向け熱中症対策-設備導入ガイド(アイススラリー冷蔵庫)」

建設・物流現場こそ「レンタル」が最強な3つの理由
「業務用が良いのはわかるが、現場が終わったら邪魔になる」
「資産として管理するのは面倒だ」
そんな現場特有の課題を解決するのが、弊社の「業務用冷蔵庫レンタルプラン」です。
建機をレンタルするように、冷蔵庫もレンタルする時代です。
工期に合わせた冷蔵庫レンタルの仕組み

メリット1:工期に合わせた「必要な期間だけ」の利用
「5月から9月の間だけ借りたい」
「工期が延びたので1ヶ月延長したい」
レンタルなら、現場のスケジュールに合わせて柔軟な期間設定が可能です。
冬場のオフシーズンに、使わない冷蔵庫を保管する倉庫代や、移動の手間は一切かかりません。
メリット2:現場への「配送・設置・回収」もお任せ
購入品の場合、次の現場へ冷蔵庫を運ぶ手配を現場監督がやらなければなりません。
レンタルなら、指定の現場(プレハブ)へ配送し、期間終了後は業者が回収に来ます。
現場監督や総務担当者の「物流の手間」をゼロにできます。
メリット3:ランニングコストを抑える「市販飲料対応」
弊社がレンタル提供するシャープ製冷蔵庫は、特許技術により「市販のペットボトル飲料」をアイススラリーにすることができます。
高価な専用パウチ飲料を買い続ける必要がないため、現場の経費負担を大幅に圧縮できます。
「近くのコンビニや自販機で買ったスポドリを入れるだけ」。
この手軽さが、忙しい現場で選ばれている理由です。
導入シミュレーション:こう使えば現場は回る
実際にレンタル冷蔵庫を導入した場合の運用イメージをご紹介します。

【朝礼後】プレクーリングで深部体温を下げる
作業開始前に、冷蔵庫から取り出し「振って凍らせた」アイススラリーを摂取。
あらかじめ深部体温を下げておくことで、午前中の熱中症リスクを低減します。
【10時・15時の休憩】確実なリカバリー
最も暑い時間帯の休憩。業務用冷蔵庫なら、ドアの開閉が多くてもキンキンに冷えた状態をキープしています。
「振るだけで凍る」体験は、作業員同士のコミュニケーションのきっかけにもなり、現場の雰囲気を明るくします。
【緊急時】法対応も万全
万が一、体調不良者が出た場合も、「確実に冷えたもの」が常備されているため、法が求める「緊急時の冷却措置」を即座に実行できます。
安全な現場は「レンタル」で作る
人手不足が加速する2026年問題。
「働きやすい環境」を用意できるかどうかが、現場の質、ひいては企業の利益を左右します。
高額な設備を購入して資産リスクを抱える必要はありません。
必要な時、必要な場所に、プロ仕様の冷却設備を配置する。それが「レンタル」という賢い選択です。
弊社では、現場の規模(人数・プレハブの広さ)に合わせた最適な機種選定から、搬入出のスケジュール調整まで、ワンストップでサポートいたします。
「来年の夏、〇〇県の現場に3台入れたい」
「予算取りのために、月額の見積もりが欲しい」
具体的な費用や導入プランにつきましては、貴社の設置環境や台数に合わせて個別にお見積もりを作成いたします。
まだ検討段階でも構いません。
「来期の予算取りのために、まずは概算を知りたい」というご相談も大歓迎です。
来年の夏、現場の安全を確実に守るために。
まずはお気軽にお問い合わせください。
\現場への配送・回収もお任せ/
【無料】建設・物流現場向け「レンタル冷蔵庫」お見積もり依頼
※工期に合わせた期間見積もりもご相談ください!
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